ISを許せないが、誤爆は防ぎたい


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フランスのテロの話しというより、シリア情勢完結編と言う感じでお届けしました。中東全体を理解するにはまだまだ、イスラエルとパレスチナの話しや、イランの話し、イスラム教の話しやオスマントルコの歴史に触れて行かなければなりませんので、小出しにしていきたいと思います。

シリア情勢をもう一度整理しましょう

アメリカ⇒反体制派(反アサド)を支援

ロシア⇒アサド政権を支援

そこにIS(イスラム国)が出て来て、今有志連合(アメリカ、ヨーロッパ、ロシア)はISと戦っていると。

もうISがやってることはあまりにもひどい

出典 

出典 http://www.geocities.jp/hokuaniken/log/2013/log20130913.html ISイメージ この画像北斗の拳30周年記念で朝日新聞に載ったそうですw

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出典 http://girlschannel.net/topics/196405/ IS悪行イメージ

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出典 http://p.twipple.jp/xXwPV ひどいことするわ・・・

 

きっとレイならこう言うでしょう

そしてカントさんならこう言うでしょう

こんな連中とアラブの方々やイスラム教徒を一緒に語らないで欲しい。

もちろん誤爆はだめですよ。

誤爆されて家族を失ってしまった方々には何と声をおかけして良いのかも分かりません。

でも何のために戦っているか、何のために空爆をしているのか。

それはこんな悪行の数々を働く連中を許せない!っていう定言的道徳観から来ているんですよ!

誤爆を防ぐにはどうしたらいいのか。

今米軍は無人機を使ってますね。

無人機はこんな感じで基地の中から操作をしています。

そして夜間はこんな感じで見えています。

出典

出典 http://ameblo.jp/tasogarekinnosuke/entry-12009315612.html 夜間にIS兵士2人に爆撃して1人を逃した様子 砂漠なので爆弾が砂に埋まってしまって効果的に爆発しないそう

確かにこれでは誤爆してしまうだろうなというか、近くに民間人がいても分からないかも知れないですね。(プロが見れば違いが分かるのかもしれませんが。)

たぶん誤爆を防ぐには地上軍も一緒に送って、偵察して間違いなく民間人がいないという状況で空爆しなければ防げないんだと思いますが、オバマさんは相当及び腰です。

オバマさんだけでなくアメリカの世論も地上軍を送ることは今のところ許してくれないでしょう。

というのもアフガニスタンやイラクでアメリカ軍は傷つきすぎました。

イラク 死者4,504人 負傷者32,252人

アフガニスタン 死者2,365人 負傷者20,134人

参考 http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/iraq/casualty.htm

更に無事帰還した兵士の中にもPTSDに悩み夜も眠れない方々が多くいらっしゃいます。

アメリカは地上軍を送れないので、反体制派に軍事訓練をさせて実質地上軍の代わりをしてもらってるということです。

でも米軍に比べると練度がまだまだ足りないんでしょう。

だから、「IS許せない」→「空爆する」→「誤爆は防ぎたい」→「地上軍送れない」→「でもIS放っとけない」のジレンマなんですね。

 

そこでクルド人の方々も反体制派と一緒にISと戦ってくれています。

このクルド人というのはアラブ人とも別の民族でイラク・イラン・シリア・トルコに跨がって生活されている方々で国家を持っていない最大の民族と言われています。

人口約3,000万人。シリアより多いですね。

 

オスマントルコの時代は、ちょうどこの4国に跨がって暮らしていたのに、サイクスさんとピコさんが勝手に線を引いちゃったんで、分断されてしまったんですね。

出典

出典 http://matome.naver.jp/odai/2138025309858983201/2138025414960138903 クルド人の自治区を通称「クルディスタン」とまるで国家のように呼ぶ場合もあります

そしてこのクルド人の方々、めっちゃ強いんです!

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出典 http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/3842529.html 兵力25万人!自衛隊並!

出典

出典 http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/3842529.html 近代兵器も装備!当然米軍に比べて地の利もあります。

 

そして何より注目されているのが美しいクルド人女性部隊!の方々

なぜこんなにも可憐な女性達まで戦うのかと言うと、、

もちろんISを許せないからです!

ISはクルド人の方々に対しても殺戮や強姦の限りを尽くしました!

そしてもう一つの理由が、イスラム教では女性に殺されると天国に行けないと言われているので、彼女達は顔を見せたままISの部隊と交戦するそうです。

すると女性の顔を見たIS兵は殺されたらたまらないとなって、逃げて行くこともあるそうです。

 

日本国内で、

首相官邸の前で、

「戦争反対」ドドンドドンドンってやっている方々、

クルド人の方々の前で同じことが言えますか?

 

そして放送でもお話ししましたが、シリアはアサドがもう一度治めて行く方向しかないと思いますが、当然ISを打倒するには、アサド政権も反体制はもクルド人もロシアもアメリカも協力しなければいけません。

しかしこれは経済的な協力とは違うのです。

血が流れるんですね。

多くの方々が命を掛けて国づくりをしていくということなのです。

当然ISを打倒した後にはクルド人の方々は自治をより広範に認めてくれと言うでしょう。もしかしたら独立したいと言うかも知れません。

第一次世界大戦のように「話しがちげーよ!?」とかならないように・・・(また詳しくやります)

反体制派も納まりがつかないでしょう。

子アサドもきっと今までは強権を使わなければ違う民族をまとめることはできなかったんでしょうが、また同じことをやってしまうと大混乱ですよ。

具体的にどうすればいいのかは分かりませんが・・・うまく調整しながらやって欲しいですね。。。龍馬さんみたいな人がシリアにもいれば。。。

本当に国際政治は難しい・・・

 


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